お知らせ

皮膚にできものがある!

先日LINEにて写真とともに猫ちゃんの皮膚表面にできたコブのようなできもののご相談をうけました。
病院が苦手な猫ちゃんだったので往診で、塗り薬飲み薬💊で治療をご希望されていらっしゃいました。

また別のワンちゃんでも、コブができたから近医で診てもらったら「脂肪の塊だよ」と検査をしていただけずに
大きくなってしまい、結果、癌だったという方もいらっしゃいました💦

<皮膚のできものについて>
皮膚病や細菌感染などで皮膚に異常がある場合は内服薬や外用薬で治療することもありますが
しっかり膨らんでいる場合は、腫瘍(良性・悪性)である可能性が多いです。
腫瘍は見た目では判断できず、かならず針💉を刺して中身の成分をしらべる(細胞診)必要があります。

液体なのか、脂肪なのか、腫瘍の細胞なのか、それにより治療方法も変わってきます。

そして針で刺す場合も、芯(腫瘍本体)の部分にあたらず何度も検査が必要になる場合や
確定診断まで至らないこともあるため経過を注意深くみる必要があります。

腫瘍であれば、治す方法は内科治療ではなく基本的には切除です。

細胞診では腫瘍細胞がでてこないけれど、経過をみていたらすごいスピードで大きくなる場合も
全体を切除してしまい検査にまわす方法もあります。

つまり腫瘍の場合は根本から治すには基本的には外科手術(場合により抗がん剤や放射線など
その他の選択肢の場合もあります)です。

往診では、針をさしてできものの中身を調べることは可能です。
その結果次第で、手術をおすすめする場合は結果をお渡しし、かかりつけの先生を受診していただいてます。

ご心配であれば一度、ご相談くださいませ☺


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